Purmelt

Purmelt製品は、反応性のポリウレタン系ホットメルトです。プレポリマーが含まれるため、水分で硬化します。ポリウレタン系ホットメルトは現在、幅広い工業分野に使用されています。

無線綴じにおける各種接着剤の性能
必要条件
 ディスパージョン  EVA系ホットメルト PU系ホットメルト
 接着性  +++ ++ ++++(+)
 耐寒性 ++ (+) ++++(+)
 耐熱性 +++ + ++++(+)
 硬化速度 + ++++ +++(+)
 経年劣化 ++++ ++ ++++
 耐油性 +++ (+) ++++
 切断性 + +++ ++
 丸み出し可能性 +++ +++ +++(+)
 加工性 +++ +++ +++

グラフィックアート業界にも、このタイプの接着剤にとって難しい用途があります。しかしPurmeltは、無線綴じ、糸綴じの背固め、横糊、見返し接着など、用途にかかわらず条件を満たし、可使時間の長さ、硬化速度、初期粘着力の点で最良の結果をお約束します。
この新世代の接着剤は、多種多様な紙、その他の材料に対する強い接着力で特に際立っています。塗布厚みわずか0.3~0.6 mmですが、従来の接着剤とは明らかに異なるのです。最大接着強度の50~80%は、湿度と紙に含まれる水分にもよりますが、わずか6時間後に達成されます。最終硬化には、最大で24時間かかります。
反応後、Purmelt膜は高温でも低温でも高い柔軟性を発揮します。Purmeltで綴じたパンフレットは、最高120°Cまで品質がまったく失われません。また、-40°Cまで下がってももろくなることなく伸縮性を維持します。
Purmeltは、ハードカバーの分野でも既に使用されています。接着剤は、Purmeltで無線綴じ/背固めした後でも一定の時間、丸み出しが可能です。最終硬化の後でさえ、Purmeltの物理特性のおかげで、本の背は永久的に望ましい丸みを維持します。
最終硬化の後、Purmeltは印刷インクからの鉱物油の移染にまったく影響を受けません。これは、1枚ずつオフセット印刷した紙を製本する場合に、大きな長所となります。
非常に固く硬化したPurmeltは、紙の再生時に容易に漉し取ることができるため、リサイクル工程にも有利です。紙の中の飛沫同伴も取り除かれるため、粘着が残る危険性もありません。
Purmeltデュアルキュア
ヘンケルの特許取得済みPurmeltデュアルキュアシステムは、数物製本のインライン製本に対応します。この革新的な製品は、標準で24~36時間のクロスリンクと標準ポリウレタン系ホットメルトの硬化時間を大幅に改善します。デュアルキュアの場合、接着剤を無線綴じの本に塗布し、紫外線ランプにあてると、クロスリンクが直ちに始まり、約3分間で硬化レベルの80%に到達します。
Purmeltの品質 + ヘンケルの責任あるケア = MicroEmission
ヘンケルは、既存製品と職業安全衛生説明書によって高い水準を達成していますが、問題に対する持続的なソリューションとなるのは、モノマーイソシアネートを大幅に削減するPurmelt MicroEmissionだけです。危険性物質の表示は必要ありません。製品の品質とユーザーにとっての経済性は、ヘンケルのいつもながらの高水準に維持されます。Purmelt MicroEmissionの接着剤としての性能も完璧です。それに加えて、ヘンケルは職業衛生と環境保護の技術水準を一段と高めることができるのです。


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